社員インタビュー
江村奈保(総経部総経課)
私は豊岡中央青果に入社して８年目になります。入社するまでは、豊岡にテレビで見るような市場があることをまったく知りませんでした。私のように豊岡に卸売市場があることを知らない人はたくさんいると思います。
「皆さんおはようございます。只今から近郷品のセリをおこないます。」 市場の朝は早く、毎朝６時４０分アナウンスを合図に「セリ」が始まります。地元で取れた新鮮な野菜や果物、他の産地から届く品物で、今日も場内はいっぱいです。今、私は事務の仕事をしています。朝はセリのオペレーター。事務所の中でセリ人の声を無線で聞きながらせり落とされる商品、値段、買受人をパソコンに入力して販売データを作成しています。午後になると来られた生産者の方に伝票を販売したり、出荷された品物の代金をお渡ししています。
仕事を通して
事務だけでなく地元の方と触れ合う機会が多い職場です。初めて出荷される方やお年寄りの方にもわかりやすいように一緒に現場に出て品物を見ながら説明するようにして、少しでも卸売市場を身近に感じてもらえるように心がけています。
今後は
消費者の皆さんと直接お会いする機会はありませんが、安全・安心な品物の選び方、おいしく食べられる旬の時期などたくさんの情報をお伝えして、野菜や果物をもっと好きになってもらいたいと思います。地元を大切にする豊岡中央青果で今日も一日がんばります。